太陽の塔の内部を見学してみたいけど、怖い、という口コミや階段がきついという感想が気になっている方も多いのではないでしょうか。2018年3月19日より、48年ぶりに太陽の塔の内部公開が復活され、現在も内部見学をすることができます。
2023年8月11日に太陽の塔の内部見学に実際に行ってみたのでご紹介します。
太陽の塔内部見学が話題
2023年8月11日にEXPO70パビリオン別館がオープンし太陽の塔が話題になっていますね。
太陽の塔の内部公開は2018年からされていて内部がどうなっているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
太陽の塔の内部の口コミや感想をSNSで調査してみました。
先ほど太陽の塔の内部観覧してきました。
すごい!美しさと迫力に圧倒された。
内部の赤い壁は異空間、生命の賛歌は怖いし、グロテスクな生き物たちにビビった子どもが泣きじゃくってた(笑)分かるー、あの生物たちが襲いかかってきそうだもんね。
太陽の塔の腕の中がキレイで感動したな。#太陽の塔 pic.twitter.com/p4GzdD57nr— 三日月 (@mikazukirock26) March 21, 2018
人混みを避けようと、行ってみたかった太陽の塔へ。想像以上の大きさと存在感に驚いた。万博当時の規模や興奮を想像する。塔の内部では子供が「怖い」と泣いていて、なんとなくそれは真っ当な反応に思った。 pic.twitter.com/p8Nh6gHRVQ
— なかざわ とも (@mow0122) December 6, 2020
太陽の塔の口コミなどを見ていると「怖い」と言っている人も多くますます気になります。
赤い世界が確かにちょっと怖そうな印象です。
昨日の思い出😊
初太陽の塔の内部。
ずーっと😳な感じで見たわ。凄かった!
内部は3フロア構造で最上部まで階段で上がるんだけど、まぁしんどいよねw帰りの内部階段の表示は7…え?7階😫そりゃそうだよなぁってなったw#3枚目の写真の顔#腹たつ〜w#芸術は呪術である
岡本太郎氏の名言が素晴らしい pic.twitter.com/0euYtK9k0P— KYON (@kyon_nari) January 21, 2023
エレベーターではなく最上階まで階段を上がっていくようです。
7階まで階段で往復だとしたら結構しんどい感じでしょうか。
階段で上がるとしたら夏は暑さも気になりますね。
昨日は大阪の万博公園に行きました 太陽の塔の内部に入るには予約が必要だということを大阪に着いてから知ってがっくりしましたが運良く当日券が取れました pic.twitter.com/XIMCfiZWc7
— mk (@dziSK_00) August 11, 2023
公式サイトを見る限り基本事前予約制になっているようですが、当日券でも入れたとのこと。
太陽の塔、腕の中が一番凄かった。
当時はエスカレーターがあって、ウデの先まで行けたなんて、羨ましい‼️
狭そうだし、1人ずつだったのかな。#太陽の塔 pic.twitter.com/WnxUAd5uR9— メロンアレルギー (@DOUDOU211011) July 26, 2023
腕の構造やライティングが凄かったという感想も多かったです。
骨組み凄いですよね。
外側から見る印象とはまた違っていてますます気になります。
- 内部は怖かった。子どもが泣いた
- 階段がきつかった
- 自分のペースで見れるのが良かった
- 何度行っても楽しい
- エキセントリックな空間だった
- 腕の部分がすごかった
- 美しさと怖さがあった
- 事前予約できなかったけど当日券で入れた
行ってきた人たちの感想が本当かどうか2023年8月に実際に行って調査しました!
太陽の塔の内部に実際入ってわかったこと5選
2023年8月11日10時過ぎに太陽の塔の内部を実際に見に行ってきました。
太陽の塔の内部を見学できるという話は以前職場で話題になっていて気になっていたんですが、今回お盆休みを利用してこの機会に実際に見に行ってみることにしました。
個人的には太陽の塔の内部が怖いと言われているのが凄く気になります…!
チケットは10時30分~11時00分入場のチケットを1週間前に太陽の塔オフィシャルサイトで予約。
少し早めの10時15分についたんですが、予約時間より15分早くても入場できました。
受付でチケットのQRコードを提示して、写真を撮るか聞かれます。
一階は誰でも撮影OKになっています。
一階以外も撮影したい場合は、落下防止の専用のスマホケースをレンタル(レンタル料500円)して斜め掛けで持ち歩けば、全館撮影可能になります。
太陽の塔のお手洗いは一階の受付横にのみあるので内部見学前又は見学の最後に行くことができます。
入口を抜けると、最初に岡本太郎さんが描いた太陽の塔の日付入りのラフスケッチが数枚展示されています。
面白いですよね。
太陽の塔が何を表しているか、岡本太郎さんがなにも語っていないため、よくわかっていないそうです。
太陽の塔の内部についてSNSの口コミや評判の信ぴょう性を実際に行って確認してきたので、わかったことを順番に紹介していきます。
- 太陽の塔内部は怖い?
- 腕部分の骨組みやライティングが凄い?
- 階段はきつい?
- 当日券の販売はある?
- 内部は暑い?
検証①太陽の塔内部は怖い?
- 検証①太陽の塔内部は怖い?
最初のラフスケッチの展示を抜けると《地底の太陽》ゾーンになっています。
太陽の塔の内部の構造は、《地底太陽ゾーン》と《生命の樹ゾーン》に分かれています。
万博開幕後に行方不明になった巨大な仮面がこの展示のために復元されたもの。
プロジェクションマッピングになっていて映像が次々変化していきます。
このエリアは「過去:根源の世界」を体感する空間になっています。
雰囲気的にはテーマパークのアトラクション感を感じました。
怖いというより神秘的な感じでしょうか。
別世界に入った感じがして面白かったです。
照明が赤くなったり青くなったり紫になったりして綺麗でした。
地底と太陽のゾーンを抜けると、メインの《生命の樹》エリアに入ります。
写真で見た通り赤い世界ですね。
この1本の《生命の樹》に下から順番に単細胞生物からクロマニョン人まで33種類のいきものがたくさんくっついています。
怖いというより、パワフルで賑やかな印象でした。
小さいお子さんは怖がるかもしれませんが…
アメーバ、ポリプ、クラゲ、ベン毛虫など…
ここから始まり階段を上がっていきます。
三葉虫時代 約5億4100万年前~
オーム貝、サソリ、アンモナイトなど
魚類・両生類時代 約4億8,500万年前~
階段上りながら少しずつ現在に近づいていく感じですね。
哺乳類時代 約2300万年前~
ゴリラやマンモスなど。
展示物が多いので夢中で見ていたら、あっという間に上まで来てしまいました。
思っていたより展示がたくさんあり、今まで実際には白い外観しか見たことなかったので、内部はパワフル!という感じでした。
人それぞれ感じ方は違うと思いますが、個人的には怖いという印象はなかったかな、と。
賑やかで楽しい空間だったので私は元気出ました!
- 怖い感じはなかった
- 赤い照明は迫力あるので小さいお子さんはもしかすると泣いてしまうかも
検証②腕部分の骨組みやライティングが凄い?
- 検証②腕部分の骨組みやライティングはどうなってる?
実際に階段で上がることができるのは腕の部分までになります。
このフロアは地上約30mの高さになるそう。
最上階まで行ったらアーム部分が見学でき、右と左の腕を順番に回ります。
右腕部分。
太陽の塔の腕の長さは25mもあるそうです。
万博当時はこの腕の中にもエスカレーターがありました。
左腕部分。
吸い込まれそうな感じで実際に見ると迫力あります。
こちらは非常階段が設置されています。
外から見ただけでは内部がこうなってるとは想像がつかないですよね
万博当時は5基のエスカレーターで内部を進んでいく構造だったようです。
今より凄いですよね。
骨組みが未来的な感じがして不思議でした。ライティングの色が変わるのでとても綺麗でした。
- 実際に見ると腕の内部はかっこよかった
- ライティングが綺麗で圧倒された
検証③太陽の塔の階段はきつい?
- 検証③太陽の塔の階段はきつい?実際に階段で上がってみた。
太陽の塔は基本階段で1番上まで上がります。
太陽の塔の腕の付け根部分、地上30mの高さまで上がるので階段だときつそうですよね。
階段が厳しい場合はエレベーターも選べます。(チケット購入の際に選択できます)
一気に登るとさすがにしんどいと思いますが、実際は生命の樹を見ながら少しずつ上がっていくので、普段運動不足の自分でもきついという感じはなかったです。
生命の樹には33種類のいきものが張り付いていて、1階部分の単細胞(アメーバ等)から最上部の哺乳類まで、階段を上るごとに生命の進化が移り変わっていきます。
階段をゆっくりのぼりながら変化を観察するのが楽しかったです。
気づくと階段を一番上まで上っていた、という感じでした。
上まで上ってきて下を見下ろした所。
かなりゆっくり上ったのできついという感じはなかったです
私の前にいたご年配の方が、途中でしんどかったらエレベーターもありますよ、とスタッフさんに声を掛けられていたので、どうしても途中階段がきつかったら近くにいる係りの人に相談できるかと思います。
最上階について、両腕部分を見学した後、帰りも階段で降りていきます。
行きとは別の帰り専用の階段で降りていきます。
階段を降りる途中で岡本太郎の言葉が出現したり
階段の踊り場に展示物があったりして帰りも階段を降りながら楽しめます。
一番下まで下りたら、グッズショップがあり、限定グッズなどが販売されています。
- 展示物を見ながらゆっくり進むときついということはなかった
検証④太陽の塔当日券はある?
- 検証④太陽の塔当日券はある?
SNSの感想では当日券で入ることができた、との声も。
太陽の塔のオフィシャルサイトに、前日までの事前予約制(先着順)、とあったので当日券はないのかと思っていたんですが、実際行ってみると当日券が販売されていました。
ただ、混雑時は当日券の販売がないこともあるので、絶対太陽の塔の内部を見たいという目的で万博記念公園に訪れる場合は事前予約して行く方が安心だと思います。
オンラインで購入したチケットのキャンセルは不可なんですが、日時の変更は、前日正午までなら1回のみ可能になってます。
予定に不安がある場合、変更できるという点は安心ですよね
万博記念公園の入場料が別途必要だと思っていたんですが、太陽の塔のチケットに含まれいます。
入場ゲートで入園チケットを購入してしまったんですが、窓口ですぐ返金してもらえました。
太陽の塔内部観覧チケット料金 | |
大人 | 930円 |
小中学生 | 380円 |
小学生未満 | 無料 |
- 当日券は空きがある場合現地で購入可
検証⑤太陽の塔内部は暑い?
- 検証⑤太陽の塔内部は暑い?
太陽の塔内部見学に行った日は8月11日の昼前、天気は良く、外の気温は猛暑でめちゃくちゃ暑かったです。
体感として外は40度くらいありそうな感じ…
万博記念公園入口から太陽の塔までの往復は暑かったですが、太陽の塔内部は空調が効いていて涼しかったです。
階段も展示を見ながら少しずつ上っていくので、内部では暑くて汗をかくことはなかったです。
太陽の塔から出ると再び猛暑が。
写真撮るのに立ち止まるのもつらい暑さ…
帰りに喉が渇きすぎて、万博入口前にあるノイカフェでマンゴーのフローズンソフト(700円)を注文。
これがべらぼうに美味しかったです。
外が暑すぎて限界が近かったんですが、生き返りました。
- 太陽の塔内部は空調が効いていて涼しかった
黄金の顔が見れるEXPO’70パビリオン別館に行ってみた
2023年8月11日に、「EXPO’70パビリオン」に別館がオープンしました。
1970年の大阪万博の時に太陽の塔の頂上に据えられていた「黄金の顔」が公開されるとのことで、太陽の塔の内部を見学した後、「EXPO’70パビリオン」にも行ってみました。
こちらは予約などは必要なく、別途500円(中学生以下無料)の入場料を払って見学できます。
オープン初日ということもあり、本格的なカメラ持参の方も多かったです。
着いたのは別館オープン初日の8月11日11時半頃ですが、混雑はなく、待ち時間なしで入れました。
「EXPO’70パビリオン」自体入るのは初めてだったんですが、こちらも万博当時に使用された展示物などがたくさんあり、非常に見ごたえある内容になっていました。
当時の万博全体の模型を見ると、規模が凄いな、と。
実際のチケットや混雑状況や制服、イベントなど、当時の状況がかいま見れて面白かったです。
途中に新設された別館への入口ができています。
このすぐ左手前が普通の順路になっており、ぼーっとしてたら別館の案内をスルーしてそちらに吸い込まれて行ってしまいます。
自分は別館の案内がなぜか見えておらず、入口がどこかわからなくて本館2週しました。笑
別館は1階と2階に展示があり、1階は当時のエスコートガイドなどの制服が展示されています。
万博は制服もかっこいいですよね。
近くで見るとデザインより生地感に時代を感じました。
2階にあがると岡本太郎さんが制作した仮面がずらり。
他にもリニアモーターカーの模型や当時の映像など色々と展示されています。
最後にメインの黄金の顔が展示されています。
近くで見る黄金の顔はめちゃ迫力がありました!
2階からも正面と横から見れるですが、1階に降りるとすぐ間近で見ることができます。
太陽の塔自体は何を表しているのか岡本太郎氏が何も語っていないからわからないそう。
自分がその時感じることが正解ということでしょうか。
ただ、お腹の顔は「現在」、頭頂部の顔は「未来」、背中にある黒い太陽は「過去」を表しているとのこと。
なのでこの「黄金の顔」は未来の象徴ですね。
「EXPO’70パビリオン」は本館の展示も充実していますが、「黄金の顔」がある別館もオープンし見ごたえがあるので気になってる方は是非行ってみてください。
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